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ホラー
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ヘル・オンライン ヘル・オンライン 上・下巻
著/梅津裕一

発行日:2013年12月12日 本体価格:各500円

 多人数参加型ゲーム──MMO。それは現在、ヴァーチャル技術の目覚ましい発展により、視覚や聴覚の情報を直接脳に送り込むことで、ゲーム世界のなかに自分が実際いるかのように体感できるものになっていた。最新のヴァーチャル・ゲームのベータテスターとして、他の参加者とともに研究所のような施設にやってきた洋介は、仮想現実体感ゲーム機『ダンテ』のヘルメットを装着した。プレイするのは「触覚」までもが備わった次世代機が走らせる『ヘル・オンライン』というホラーゲーム。どこか不穏なものを感じながらもその世界に飛び込んだ洋介だったが、早くもチュートリアルで運営が語ったゲームのルールに愕然とする。ゲーム内では六人パーティーを組まなければならない。パーティーは三人ずつ「アタッカー」と「ディフェンダー」という役割に分かれなければならない。そして、ディフェンダーとなったプレイヤーは、アタッカーとなった人間を生きたまま解体し、その人体パーツから武器を作らなければならない。仮想現実とはいえ、触覚・嗅覚も再現されたリアルな世界。それだけにプレイヤーたちは当然、人間の解体を躊躇する。だが、そうして作った武器化した人体を手に、地獄と呼ばれる世界に跋扈する「デーモン」を狩る……それが『ヘル・オンライン』というゲームなのだ。意を決して、洋介はアタッカーとなった少女を解体する。そんな行為など生ぬるいと思える本当の地獄が、この先に待っているとも知らずに……。

 常軌を逸した狂気のシステム……超リアル仮想現実でパートナーの人体を武器化して挑む、血みどろハンターゲーム!

   

実験地区13 実験地区13 上・下巻
著/狂気太郎

発行日:2013年9月19日 本体価格:各500円

 二〇三一年、日本──生活保護制度が廃止され、働けない人間は政府が運営する「実験地区」に送られる社会。実験地区とは、国が将来のあらゆる事態を想定し、隔離した区域内に特別な環境や制度をつくり、その中で人間がどの程度適応できるのかを探る場所。全国に十四カ所ある実験地区には、住民が自ら食料や生活必需品を生産しなければならない「自給自足経済地区」、他人との接触がコンピューター上の仮想空間に限られる「サイバーコミュニティ地区」もあれば、あらゆる病原菌を蔓延させて感染状況や耐性獲得の可能性を調べる「無治療疫病地区」、住民に大量の武器と少量の食料を与えて争わせ現代日本人の攻撃性などを研究している「戦争地区」といった、極めて非人道的な実験を目的とする場所もあった。
 突然の列車事故で両親を亡くした久世明人は、高校二年という若さで、実験地区に送られることになる。その移住先に指定された第十三実験地区は、最低限の公共サービスと生活費が与えられるものの、地区内に警察を含めた公的機関が存在しない。つまり、法を犯しても取り締まる者がいないため、そこは殺人すらも許される、文字どおり「無法地区」だった。それを証明するように、入所初日から人が殺されるのを目の当たりにする久世。だが同時に、地区内には「自治会」が存在し、ちゃんと機能していることを知る。月会費さえ払えば、最低限の安全は保証してくれるというのだ。しかし、自治会の会員となり、無法地区の生活にも慣れてきた頃、久世はあるイザコザからそのルールを破ってしまう。普通なら規定に従い裁かれるところだが、久世を「ハンター」に採用してはどうかという声が上がる。聞けば、ここには無法地区であるのをいいことに、趣味で人を殺すような殺人鬼が大勢やってくるらしい。そして、そいつらを狩るのがハンターの仕事だという。かくして、処罰は免れた久世だったが、自治会のハンターになるべく、「出張肉屋」と呼ばれる殺人鬼を一人で始末するという、過酷な試練を与えられるのだった……。

 無法地区で繰り広げられるハンターと殺人鬼の血みどろの狂宴……鬼才・狂気太郎が満を持して放つ限界マッドホラー!

   

流行禍 流行禍《ハヤリノワザワイ》 上・下巻
著/和田賢一

発行日:2013年9月12日 本体価格:各500円

 平穏そのものと思っていた日常も、ほんの少し目を転じてみると、その暗がりでは悪鬼のような異常者が跋扈《ばっこ》している。だが、街の人々の間を流れていくのは、無責任な都市伝説や噂だけ。すぐそばにあった恐怖が現れてから後悔しても、そのときはすでに新しい犠牲者の仲間入り──。
 市立宇佐和高校に通う柊リコは、趣味が高じて開設した投稿型都市伝説系怪談サイト『私の街の怖い噂』の管理人。そして、常連たちが語り合うネタから面白そうなものを見繕っては、それにまつわる人物や場所を取材し、その噂を検証しているという変わり者だった。その日も、リコはサイトで話題のある噂を検証すべく、同じ学校に通う一学年上の女生徒に突撃していた。不幸にもリコの無遠慮で身勝手な取材を受けることとなった少女の名は、戸島夏。美人だが真面目で物静かそうな彼女こそ、いつも黒い影を連れているという噂の『霊能少女』張本人だった。強引なリコのペースに巻き込まれながら、いつしか彼女のパートナー兼お目付役のようになっていく夏。さまざまな怪異や事件を通じてリコとの絆を深めていくが、その凄惨な過去は残酷な運命の歯車を動かしてしまい……。

 少女に取り憑いた黒い影の正体とは……? 狂気と恐怖と悲劇の連鎖が止まらない、ノンストップ連作短編ホラー!

   

友達警察 友達警察 上・下巻
著/梅津裕一

発行日:2013年8月1日 本体価格:各500円

 世界的な大不況で国家財政が破綻し、無政府状態の〈暗黒時代〉を迎えた日本が、復興を果たすべく導入した「友達ポイント制度」──それは、国民を団結させるために生まれた友情主義に基づき、社会生活の中で何より「友情」や「愛情」を大切にするよう、十年前に新政府が導入した法律だった。国の管理下にある携帯端末で、相手と互いに「友達登録」をすると、政府公認の友達同士となり、新規の友達をつくったり友達とコミュニケーションを重ね友情を深めていくごとに、友達ポイントとして加算されてく。そして、そのポイントが高い国民は、食料品の値引きから進学や就職先まで、社会生活のあらゆる面で優遇された。逆に、二十五歳を過ぎて友達ポイントが0になると、社会不適合者として「施設」に送られてしまう。だから国民はみな友達ポイントを稼ぐのに必死だった。そんな中、高校に入学して一ヶ月も経つというのに、八神瞭一にはまだ一人も友達がいなかった。引っ込み思案な性格もあるが、瞭一はそもそも友達ポイント制度に疑問を抱いていた。しかし、それを公然と批判することはできない。そんなことをすれば、反友達主義者の烙印を押され、やはり「施設」行きになるからだ。警察とは別の治安組織である友情省警保局──通称「友達警察」によって。だがある日、同級生の心ない一言に思わず、友達ポイント制への批判を口にしてしまう瞭一。教室内に緊張が走る。と、女生徒の一人が瞭一に近づいてきて告げた「私と友達になりましょう」。それは、以前から友達ポイント制への批判を公言してはばからない問題児、北崎雪乃だった。才色兼備の美少女だが、みな面倒事をおそれ敬遠しているせいか、彼女も友達は一人もいない。瞭一は少しためらいつつも雪乃と友達登録をした。それが自分の運命を大きく変えることになるとも知らずに……。

 『友達ー♪  友達ー♪  友達たくさん、つくろうねー♪』間の抜けた歌を響かせて、「施設」送りにするために、友達警察がやってくる……本物の友情とは何かを問いかける、近未来モダンホラー!

   

怨霊館の惨劇 怨霊館の惨劇 上・下巻
著/梅津裕一

発行日:2013年5月2日 本体価格:各500円

 大学のオカルト同好会に所属する中井悠介は、五人のサークル仲間とともに、信州の山奥にある廃墟ホテルを目指していた。ところが途中、豪雪によるホワイトアウトで目標を見失い、極寒の雪山で遭難してしまう。霊感を持つメンバーの一人が不吉な予感を覚えつつも人家を探し当て、辛くも凍死の危機はまぬがれた一行。だが、たどり着いた先は、禍々しい瘴気を放つ巨大な建物──「怨霊館」と呼ばれる古びた洋館だった。そこで悠介たちを迎えたのは、まるで魂を宿していないかのような双子のメイド、虚と無。そして、不気味なゴムマスクをかぶり車椅子に乗った館の主、九条崇であった。温かい風呂に、豪勢な食事と、予想外の歓待を受け人心地ついた六人だったが、常軌を逸した九条のコレクションについて聞かされたあたりから雲行きは怪しくなる。悠介の姉の秘密が九条の口から語られた頃には、全員が置かれた状況の異常さを実感していた。きわめつけは、一人一人に割り当てられた客室だった。何と、それぞれ現実にあった、自殺現場、轢死現場、殺人現場などを完全に再現した部屋になっていたのだ。首を吊ったロープから、人が轢かれた線路、一家を皆殺しにした凶器まで、すべて「本物」が用意された、怨霊の間。そこでは、オカルト否定論者の悠介をも震え上がらせる怪異が連続する。やがて、目の前に姿を現す夥しい数の怨霊たち。しかし、それすら「魔道師」九条の大いなる目的を果たす歯車の一つにすぎなかった……。

 這い寄る混沌に千体の怨霊を捧ぐ……鬼才・梅津裕一が満を持して放つ、超進化系絶恐クトゥルフ奇譚!

   

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