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ホラー
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コワクナイ コワクナイ 上・中・下巻
著/梅津裕一

発行日:2009年2月6日 本体価格:各300円

 とある地方都市で突如発生した変異型日本脳炎ウイルス。それは人を高熱で冒すだけでなく、人の感情から「恐怖」を削除する恐ろしい病原体だった。その街の中学校に通う田島和人はウイルスに感染した最初の一人。もともと人一倍臆病な性格のせいでイジメの標的にされていたが、高熱で生死の境をさまよったあとは人が変わったように冷徹で残虐になり、クラスメイトたちを震撼させる。恐怖から解放された和人は、人を殺すことも、警察に捕まることも、自分が死ぬことさえ怖くなかった。何も怖くないということは、何でもできるということなのだ。一方、市内では蚊を媒介に変異型日本脳炎が瞬く間に蔓延。恐怖をなくした人間もゾンビのごとく増殖していく。それがもたらしたのは、人々が自らの欲望のままに、犯し、奪い、殺す……まさに地獄のような世界だった。そんな中、和人は中学の友人の桑原悟と御堂マキの協力を得て、自分をコントロールする術を身につける。そして、街からの脱出を試みようとするのだが……。

 怖くないのが一番、怖い! 鬼才・梅津裕一が恐怖を失った人間の狂気を描く、書き下ろしバイオレンス・ホラー!!


36 36
著/小鶴

発行日:2008年10月16日 本体価格:525円(税込み)

 そのネットカフェにある〈空かず〉の36番席。女性が棲みついているとの噂だが、利用客の誰一人、その女性を見たことがない。そこは都市伝説の赤い部屋。開けてはならぬ赤い部屋──。
 スタイリストになるために大阪から上京した柴崎千春は、東京で暮らしていた恋人、高幡夕陽と一緒に暮らすことになった。憧れのスタイリスト事務所に就職を決め、彼との関係も遠距離恋愛から一気に同棲生活へ。千春には幸せの東京生活が待っている……はずだった。しかしある朝、高幡の携帯に一本の不審な電話が。聞きもしない言い訳を並べたてる彼に、千春は不信感を抱く。さらに、その日の夕方には渋谷で〈年上の美女〉と歩く高幡を目撃。それ以来、二人の関係はこじれ、千春はネットカフェ「peace maker」でしばらく寝泊まりすることに。そんな中、千春は店員にほぼ満席だと言われ、利用したことのない36番席を勧められる。そこは一人の〈女性難民〉が籠っているという噂の、一度も空いたことのない席だった。そして、店員が言った気になる一言「朝まで絶対に開けないでください」。だが、仕事で疲れている千春に、深く考えている余裕はなかった。店員に促されるまま36番席に向かい、そこで……。

 開けてはいけない扉を開けたとき、人は正気ではいられない……インターネットカフェ「36」番席で巻き起こる絶叫オムニバスホラー!


死体が丘 死体が丘
著/Thus

発行日:2008年8月14日 本体価格:525円(税込み)

 住民たちは誰も近づかない、いわくつきの丘がその町にはあった。殺人を犯した人間が夜な夜なやって来ては、そこに死体を捨てていく。理由はわからない。だが、ニュースになった死体遺棄事件はすでに六件を数えた。死体が丘──その不吉で忌まわしい丘は、そう呼ばれている。
 死体が丘から一キロも離れていない中学校に通う間山昴《まやますばる》は、目の前に禍々しくそびえる丘を見るたび、いつもブルーになる。が、その日はそれを通り越して最悪だった。同級生の八代が死体が丘で肝だめしをやると言い出したのだ。立場の少し弱い昴は、当然のごとく強制参加となり、立ち入り禁止の丘に足を踏み入れる。そこで彼が目にしたものとは……?

 霊を超えた霊の恐怖が貴方の背筋を凍らせる……表題作「死体が丘」のほか、携帯世代を襲う呪いの恐怖を描いた中編『ツチクレニンギョウ』を同時収録!


insomniac 殺人鬼は眠らない
著/青山祐

発行日:2008年7月10日 本体価格:420円(税込み)

 女を殺して山に埋める。そうしないと眠れない。男は殺人鬼だった。どうして、こんなことをしているのか。殺したあと、男はいつも虚しさを感じる。だが、それは生きていくために必要なことだった。だから男は今日も、女を殺して山に埋める……。
 山中から発見された女性の死体。それは、ほとんど白骨化した上に、歯がすべて抜き取られていた。被害者は身元不明、証拠も一切残っていない。まだ捜査一課に配属されて間もない石崎は、先輩刑事の白石とその事件の捜査にあたっていた。当初、白石はプロの犯行を疑っていたが、ほどなくして同じような状態の第二、第三の死体が発見される。連続殺人犯の可能性ありとして石崎と白石は捜査を続けるも、依然として犯人への手がかりは掴めない。
 ──いや、石崎には『その殺人鬼』に心当たりがあるのだが。

 息をもつかせぬクライマックスを経て、物語は予想外の結末へ。衝撃のラスト1000文字が、あなたを恐怖の淵に突き落とす……。


オグロサマ オグロサマ(黒の玉繭・朱の絹織・白のくくり糸・黄金の木)
著/梅津裕一

発行日:2008年6月26日 本体価格:各300円

 ある日、首にできた奇怪な痣──。
 それは、まるで小さな子供に物凄い力で絞められたかのような痕だった。知らないうちにできた傷跡が、たまたま小さな手形のように見える……そう考えるのが普通だ。しかし、小黒和彦には痣の原因に心当たりがあった。
「オグロサマの祟りかもしれない……」
 東京の大学に通っていた和彦は、5年ぶりに故郷「繭里庄」の土を踏む。自分の生家・小黒の家の特異な信仰が、首の痣に深く関係していると考えたからだ。
「ほら、やっぱり戻ってきた」
 久しぶりに帰省した和彦を、あたかも予見していたかのように出迎える双子の妹、繭と絹。二人は一卵性双生児なのだが、お互いの顔立ち以上に小黒の女特有の「異質さ」が似ている。小黒家は特殊な女系一族で、代々女だけに伝えられ、守られてきた秘密がある。それが、妹たちを異質な存在にしているのだ。
 そして、その秘密は小黒家だけでなく、繭里庄全体をも支配してきた。逆らえば、呪われる。裏切れば、祟られる……。恐怖で村人を支配するその力こそ、小黒家が信仰する──オグロサマなのだ。
 和彦の首にできた奇怪な痣。小黒家の事業への融資を渋った銀行員の変死。それから、立て続けに村で起こる怪事件の数々……。小黒家の異常な慣習と黒い歴史の中心にいるオグロサマとは、いったい……?

 業界初のマルチ・シナリオ・ノベルとして話題を集めたオグロサマを、『黒の玉繭編』『朱の絹織編』『白のくくり糸編』『黄金の木編』の4編にまとめて同時リリース。それぞれ連載当時には選択されなかった未発表のストーリーを幻のエンディングとして巻末に掲載!

 この血塗られた物語には、まだアナタの知らない謎がある……。


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